春日大社式年造替 16.10.18
こんにちは、学園前いのうえ矯正歯科クリニック井上です。
みなさんは、人に道を尋ねられることはありますか?
私は、よく人に道を尋ねられることがあり
旅行先など、土地勘のない場所にいるときにもよく声をかけられます。
周りに人はたくさんいるのに、なぜ私?なのでしょうか?
何か道を知っていそうな雰囲気を出しているのでしょうか?
日曜日に奈良公園方面へ行ったのですが、今までにないパターンで
声をかけられビックリしました!
今の奈良公園は、外国人観光客の方がたくさんいらっしゃるのですが
特に中国の方が多いように思います。
公園内で信号待ちをしていた際に、となりにいたおばちゃん2人に
急に声をかけられたのですが・・・???
何とおっしゃっているかわかりません???
良く聞くと、普通に中国語で話しかけられ
道を尋ねられているではありませんか。
当然私は中国語がわからないので、
首を振ってゼスチャーで「わからない」
ということしか伝えられませんでした。
私の見た目が中国人ぽかったのでしょうかね?
さて、本来のおでかけの目的は、
春日大社のお砂もち行事に参加することでした。
春日大社のご本殿が20年に1度式年造替されるときの行事の1つで
きれいになったご本殿の前に敷く砂を運ぶというものです。
今回は第60回のご造替で1200年の歴史があるものです。
現在、御神儀はご造替のため仮殿にお遷りになられているので
本来は皇族と神職の方にしか許されていない
一位橋をわたりご本殿前へと行くことができる貴重な機会です。
受付を済ませ、お祓いを受けた後に、一位橋を渡り
ご本殿の前へ白砂を納めさせていただきました。
実は、昨年の3月にご造替の最初の儀式である
小作始式(こづくりはじめしき)や
その後の行事にも参加していたのですが
ご造替の前後のご本殿両方を見ることができ
非常に貴重な経験をさせて頂きました。
次回はまた20年後、その頃はどのようになっているのでしょう?
ちなみに、20年くらいごとに行われないと
伝統の儀式や、宮大工さんの技術の伝承がうまくできないとのこと。
後世に伝統を継承していくのも大変なことです。